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「く――!!ああああッッ!?」
打ち込まれた圧倒的な快楽に、ディルトは赤く血の渗む手首に木枷が食い込む痛みすら忘れて吼え上げた。
な、なん―――――ッ!?
両目を见开き、眼前の闇を真正面から见据えたまま、ディルトが惊愕と困惑の狭间で自问すると、强张った背中には一瞬のうちに冷たい汗が喷き上がる。
い、今……のは……!
寸秒前に下半身から沸き上がった、とても口では言い表せぬ程の快感にぞっとしながら乾いた口内で喉を鸣らすと、快楽の余韵に会Yinがビクリ、と脉を打つ。
「ッ……!」
间违いなどでは、ない。
错覚などでも、ない。
今のは。
明らかに――。
「…………ッ」
确かに感じたはしたない感受に、ディルトが静かに息を饮んだ――矢先だった。
ずるりッ……!!
「ッ!!」
今しがた肛门の深い场所へと身を这い进め、あまつさえディルトの身体が跳ね上がる程の快楽的冲撃を与えた触手たちが、再びshiったxueの中で跃るように干をうねらせ始めたのだ。
「や、やめッ!!」
再度始まった突発的な蠢动に、ディルトは焦燥しながら声を荒げて四肢をよじった。
だが、そんなディルトの必死の拒絶は受け入れられず、肛门の内侧へと身をり込ませた触手たちは、今しがた叩き上げた柔らかな个所目がけて、容赦もなしに粘yeでぬめる先端をこすり付けると、その场所を彻底的に嬲りだす。
「くッ…!!ううううッ!!」
惯らされた戸口を二本の太い干で力任せに割り开かれているだけでも、ディルトの脳は快感によって打ち震えている。
にも拘わらず、今度は、その内侧にある前立腺を――!
「やッ…!やッめェ……!!」
粘yeまみれの先端と、どろどろに溶かされた粘膜が力强くこすれ合う卑猥な音を体内の聴覚で受け止めながら、ディルトは奥歯を噛み缔め声を饮む。
戸口だけでも、声を失う程の快味を味わった。
开かれ、内壁をこすられるだけでも、必死にならなければ抗いきれない程だった。
それなのに――!
「ッ――!!あ、ああああッ!!」
今度は、もう否応なしだった。
隠す事も、刺激をいなす事もできぬ前立腺――。
体内にある隠された性感帯を発见され、掘り返されてしまっては、もう――!!
「や、やめ…ろォッ!!」
尻の中、それも开かれ、口をげる事に惯らされてしまった肛门の内侧にある秘匿された个所に狙いを定めた触手たちの思惑に気付いたディルトが、掠れた声を上げて身をよじっても、もはや後の祭りだった。
ずるうッ!!
「ッんん!!」
尻の中で跃りあがった触手の先端から逃れる为、両足を踏ん张り下半身を侵略の魔の手から远ざけようとしたが、无駄だった。
ディルトの両足から这い上がるようにして下半身へとまとわりついた触手たちは、今更どれだけ腰をひねって逃げを打ったところで、目的地から离れる事はありえない。
「く、くそッ!!やめろッ…!!はな、れろ…ッ!!」
尻の内侧で大きくうねりだした触手の挙动に翻弄されて、声色が上擦っていく事を自覚しながら、ディルトは决死の覚悟で抗った。
锁に繋がれた両手をひねり、几本もの触手が络みついた左右の足を暴れさせ……だが、いくらディルトが身をよじっても、いくら四肢を振り乱しても、yIn猥な目的を持ったおぞましい戒めは、もはや解ける事などありえないのだ。
「ッ!!や、やめ…ッ!!く…!くううッ!!」
ディルトが抵抗の为に身体をよじると、それに呼応するように肛门の中では暴れる触手が、shiる内壁をすり上げる。
「う、あッ!!や、やめ…!!く、くそ…おおッ…!!」
二本の触手が、开かれた戸口を左右に大きく割るようにして太い体干を络め合うと、拡张された肛门口がヒクヒクと収缩しながら歓喜する。
「ッ!!」
自分自身の身体が起こす决して信じたくはないrou体的な反応に、ディルトは羞耻心を掻き立てられて视线を伏せるが、その间にも、触手たちは容赦なく前立腺を责め立てる。
「く、そォ…ッ!!」
强引に开かれ、无理矢理に嬲られ、その挙句、确かな快楽を感じて跳ねる己の身体。