死肉なのだ――!
口にしたが最期、もう戻れなくなる……!
お前は俺で、いられなくなる――!!
「く……ッ!」
言い闻かせ、引き离し、繋ぎとめて――ディルトはそうして、今にも访れるであろう、贯かれる感覚に覚悟を决めて唇を噛んだ。
打开策が考えられないなら……いや、考える余裕が与えられないなら――耐えるしか、ない。
决して自分を见失わず、煽るように差し出された垂涎物の甘美な晩餐にも手を伸ばさず。
耐えるのだ……!
少なくとも、今は――!
决意して、再び奥歯を噛み、ぐっと颚を引いて、ディルトは身构えた。
いつでも、来い……!
决して有利な戦いとは言えないが、それでも。
それでも、耐える事ぐらいは……してみせる……!
「……ッ」
坚く闭じていた睑を鋭く开いて、ディルトが热く炙られ続ける身体ごと、再度の覚悟を抱いた、直後。
ずるり……!!
下の下へとり込んだ第三の触手が、一际大きく、その身をうねらせ『目的地』へと这い迫った。