いいんじゃねェかァ?」
「ハハハハッ!确かにそうだな!ホラ、勇者サマよ!いつまでもそんな风に喘いでねェで、そろそろ本気を出して俺たちをノしてここから脱出してくれていいんだぜェ?ククククッ!ホラホラ!半被りチンポから臭せェおヨダレ、タラタラタラタラ垂らしてねェで、さっさと牢から出たらどうだァ?そうしねェと、金玉袋に取り付いたテールが、今度はも~~っとヒドい事を……始めちまうかもしれねェぜェ……!?」
「ッ!!!!」
目の前で歪められた二つの顔と言叶に、ディルトが怒りと羞耻に背筋を冻り付かせながら、拳を握った、その刹那。
「く、ああああッッ?!」
狭い牢の中心で、魔族の男が告げた通りの変化が、ゆっくりと头をもたげ始めた――。